こんにちは。記事の閲覧ありがとうございます。
この記事では、僕が「コンクリート診断士」という資格にチャレンジした際の受験体験記をお届けします。
結果は、運良く一発合格でした。
ただし、ネットでこの資格を検索するとよく推奨される勉強時間である「300時間以上」の勉強はしていません。
正直に言うと、試験勉強に使った時間は、ざっくり10~20時間程度です。
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(筆者)
「そんな勉強時間で受かるの?」「たまたまでしょ?」
と思われるかもしれませんが、僕なりに理由はあると思っています。
この記事では、
といった点を、正直ベースで書いていきます。
コンクリート診断士を目指している方、「忙しくて勉強時間が取れない…」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
コンクリート診断士とはどんな資格?

受験体験記に入る前に、「コンクリート診断士」とはどんな資格なのか、簡単にご説明します。
「コンクリート診断士」とは、コンクリート構造物の調査・診断・維持管理に関する幅広い知識を持った技術者を認定する資格です。
日本コンクリート工学会が実施する試験で、合格率は例年15%前後と、民間資格としてはかなり難関です。
試験は筆記のみで、内容は次の2つです。
・四肢択一問題(40問)
・記述問題(1000字)
四肢択一では、材料、施工、劣化機構、調査、補修補強など、コンクリートに関する知識が満遍なく問われます。
記述問題では、与えられた条件をもとに劣化原因を推定し、調査計画や対策を論理的に説明する力が求められます。
合格基準は非公開ですが、四肢択一と記述の両方を一定水準でクリアする必要があると言われています。
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(筆者)
コンクリート診断士の資格概要については、別記事で詳しく解説しています。
制度や難易度が気になる方はそちらもどうぞ。
受験のきっかけ

僕がコンクリート診断士を受験したきっかけは、「社内の部署異動」でした。
それまでの僕は、日常的にコンクリート構造物を相手に仕事をしていましたが、大学時代も含めてコンクリートを専門で学んだことはありませんでした。
入社10年目くらいで異動を言い渡された先は、コンクリートの維持管理に関するプロフェッショナルたちが在籍する部署でした。
昨日まで素人に毛が生えたくらいの知識しかなかった僕も、さも「自分はコンクリートの専門家です」みたいな顔をして仕事をしなければなりません。非常に焦りました。
周囲を見ると、コンクリート診断士や技術士を保有している先輩が多く、「資格があるかどうかで、技術者としての説得力が違うな」と感じる場面も多々ありました。
そこで、異動先の部署で1年ほど経ったある日、「実務経験もあるし、とりあえず一度コンクリート診断士を受けてみるか。今の知識でどこまでいけるか試してみよう」そんな軽い動機で、受験を決めました。
勉強時間10~20時間で一発合格できた理由【やったこと・やらなかったこと】
結論から言うと、僕が一発合格できた最大の理由は、実務経験と試験内容の相性が良かったことだと思います。
逆に言えば、「勉強を頑張ったから受かった」という感覚は、正直あまりありません。
実際の勉強時間
改めて振り返ると、勉強時間はざっくり10~20時間程度だったと思います。
・過去問を軽く確認(通勤時間等使って、30分/日×20日くらい?=10時間)
・記述問題の流れを把握(1~2時間)
・分からない用語を少し調べる(2~3時間)
これらを合計して、そのくらいです。
毎日コツコツ勉強したわけでもなく、気が向いたときに少しやる、かなり雑なスタイルでした。
やったこと
やらなかったこと
・示方書の精読
・数字や細かい規定の暗記
・記述問題の書き写し練習
最初から「全部理解する」ことは諦めていました。
勉強方法|過去問と実務経験だけで対策

勉強方法は、かなり割り切っています。
使った教材は、市販の過去問題集がほぼすべてです。
四肢択一対策
正答率を上げるというより、「この試験は何を聞きたいのか」を掴むことを重視しました。
記述問題対策
記述対策で意識したのは、ASRや塩害、凍害などのよく出るパターンにおける合格論文の例をさらっと見て、論述の流れを抑えることでした。
普段の業務で構造物の劣化に関する調査報告書を書く機会がかなり多いので、試験でも「仕事の延長」で書けばいいだろう、という感覚でした。
試験当日の感想と手応え
試験当日は、さすがに緊張しました。
四肢択一問題では、
・知識勝負となる、技術基準の変遷や法令を問う問題
・業務で扱ったことのない分野の問題
も多く、「これは分からないな」という問題も結構ありました。
その一方で、劣化機構や考え方を問う問題は、「普段の仕事で考えている内容だな」と感じるものも多かったです。
記述問題については、
ことだけを意識して、最後まで書き切りました。
時間配分としては、試験時間3時間のうち、四肢択一70分くらい・記述90分くらいの計2時間40分を使い、残りを見直しに充てるという比較的余裕を持った解答ができました。
合格発表と正直な感想|コンクリート診断士に一発合格して思ったこと

試験後は、ネットで出ている四肢択一の解答速報を見ながら、自己採点をしました。
自己採点の結果は、25/40問正解(62.5%)でした。
7割の28問が安全圏という断片的な情報だけ持っていたので「まあダメでも仕方ない」という気持ちでした。
それから1カ月半ほど経って、合格発表で自分の受験番号を見つけたときは、本当に驚きました。
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(筆者)
嬉しさと同時に、「実務経験がしっかり評価される試験なんだな」とも感じました。
まとめ|忙しい社会人でもコンクリート診断士は挑戦できる
コンクリート診断士は、確かに難関資格です。
ですが、この試験は単なる暗記量ではなく、「どう考えるか」を重視していると感じました。
そんな人であれば、必ずしも長時間の勉強をしなくても、合格の可能性はあると思います。
この記事が、「忙しくて勉強時間が取れない」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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